「俺様くん、プリン買ってきました!!」
そして、心配だったが、音楽室にやってきた。




が、





いくら何でも遅すぎる。


…もしや!



嫌な予感が頭をよぎった。


俺は、音楽室を飛び出し、ひよを探しに走った。





教室にも居ない。体育館にも、裏庭にも。しかも、ひよがトイレに入っていくのを見た奴も居ない。

げた箱を見るとひよの靴はまだあった。


ひよはまだ学校にいる。


俺はまだ行っていない屋上に足を早めた。


俺の嫌な予感が外れることを祈ろう。




そう思い、俺は屋上の錆び付いた重いドアをあけた。


残念だが俺の嫌な予感は外れることはなかった。

なぜならそこには数人の女に囲まれた…
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