「俺様くん、プリン買ってきました!!」
ひよが南の元を離れた数分後。
場所は屋上。




「そこそこの早さね」

屋上にはダブル会長とその他数人の女子が居た。

「…どうも」

「早速なんだけど」

長谷川さんが言った。

うむ。早く終わらせたいのはお互い同じのようだ。


「はい、どうぞ」


次にしゃべったのは白石さんだった。




「あのさぁ。南様と、九条先生にこれ以上近づかないでくれるぅ?」


「…いやと言ったら?」


白石さんは楽しそうに笑い、

「暑くなってきたし…





その綺麗な髪、切ろうか?」


後ろにいた女子達の手にはハサミが握られていた。

「だからさ。もう近づかないでね?近づくと髪切るからね?」


私の答えは、もちろん。
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