「俺様くん、プリン買ってきました!!」
え?ま、マジかよ。そしてマジかよ。驚いてるの私だけじゃんか。



「悔しいけど、諦める」

ダブル会長は悲しそうに笑った。


「あたしね。今も昔も、多分これからも。あなたのことは好きになれない」

「うん、私もー」


それ本人に言うもんですかね?


「だけど…


南様と九条先生があなたを好きになる理由は少し分かる気がする」


最後の方は風の音で聞こえなかった。


「それじゃ、さよなら」

「バイバイ」



そういって会長達は去っていった。
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