「俺様くん、プリン買ってきました!!」
こうなったら!



「…分かったよ。私、




れんれんに頼むからいいよ!」

「…」

「…」

「…」

「さ、早速行ってきま「待て」うぇ!?」

『待て』の言葉と一緒に手首を捕まれた。

「ど、どうかしました?」

「プリン」

「プリン…?」

「プリン三個」

「も、持ってない」
私が言うと、南は、顔を少し歪め言った。

「だから!毎日プリン三個で見てもいいっつってんの!」

な、何を?

「スタディを?」

「おう」

「お願いします!!!」

直角、90°のお辞儀で精一杯の感謝を示した。
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