「俺様くん、プリン買ってきました!!」
廊下を歩いていると見たことある顔が。


「やっほー!南にひよちゃん!」

タッキーだ。

「朝からうるせぇよ」

「これが俺の長所なの!」

「何その迷惑な長所。うざ」

「ひよちゃん久しぶりに会って一言目がそれ」

「事実だろ。クソうぜぇ」

「南までぇ!?」

「つかタッキーうちの学校だったの?マジ最悪」

「ねぇ、俺ちょっとテンション高く挨拶しただけじゃん。1の挨拶で100の仕打ち?もう少し優しく扱ってよ」

「きめぇ。消えろ」

「は?私優しいじゃん。生命線と運命線の間ぐらい心広いから」

「逆ギレ?何故に手相で例えた?生命線と運命線の間の広さって狭いよ?手のひらでも狭いからね?」

「ひよ。さっさと行こうぜ」

「うん」

「もうツッコミすらくれないのね、うん」
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