「俺様くん、プリン買ってきました!!」
あれから授業も頭に入ってこない。これは元からだけど。

悶々と一人で悩んでいればいつの間にかご飯の時間。


「ひよ。一緒に食べましょ」

「もぉーもぉー!」

「あんたね、授業ぐらい聞きなさい。ただでさえ馬鹿なのに」

「うぐっ」

「まぁ悩むだけ悩みなさい。さっさと弁当食べるよ」

「俺達も一緒に食べる!」



ん?……タッキーじゃね?つか南もいるじゃん。クラスの女子がきゃあきゃあ言ってるし。


てか

「どこから湧いてきた」

「いいじゃん、いいじゃん。一緒に食べようや」

タッキーは空気だから良いとして、南はちょっと…。

「今回は桃様と二人きりで…「いいわよ」え?」

「マジで!?やったな南!」

「別に」

「いやいや。私は許可してないし」

「ひよ?文句あるの?」

目が怖いっ!声低っ!攻撃力9999ぐらいだよ。HP200ぐらいの私じゃ即死レベル!

「も、ん、く、は?」

もちろん

「アリマセン」
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