「俺様くん、プリン買ってきました!!」
「えっと、南私のこと好きなの?」

「だぁ、もう!さっきからそうだって言ってんだろ!言ってもわからねぇってどんだけ鈍感なんだよ!」


ゆ、夢みたいじゃないか!

「うっぐ、ひぐ」

「何故泣く」

「夢じゃない?」

「現実だバァカ」





----ちゅっ




リップ音と共に奪われた本日二回目の…ん?二回目?しかも一回目は坂本さんの前…。

「うわぁあ!」

恥ずかしいから顔を隠すよう南に抱きついた。

「うおっ。どうした?!」

「恥ずかしいんじゃ!赤い顔見られたくない…」





「…んなこと言われるとやべぇんだけど」

「ん?」


「余裕無いの俺だけかよ」
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