「俺様くん、プリン買ってきました!!」
南の叫び声でみんな私が帰ってきたことに気づいたらしい。


「おー、ひよ。帰ったか。隣の人は…」



"彼氏?"








「ちが…」



「認めん!お父さんは認めん!ひよに彼氏が出きるなんて!」


「黙れクソおやじ」

急に出てくんな!心臓に悪いわ!


てゆーか南を認めないんじゃなくて、あたしに彼氏が出きること認めないんだ!一生ぼっちになるやんけ!


「あー、仁さん。そろそろ戻った方が良いっすよ」


でも…と父は渋っていたが『お父さんの空手見たい』と言ったら一瞬で消えた。



「おまえの親父変わってんな」


「恥ずかしながら」
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