生意気なKiss
「…今度の日曜、暇ですか?」
散々甘いキスを降らせた後、真木があたしの肩を抱いたままそう言った。
「…ひ、ヒマダ」
…恥ずかしすぎて真木の顔が見れない。
こっ恋人同士っていうのは常にこーゆー甘い雰囲気なのか!?
みんなこんなことしてんのか!?
全く耐えられる自信がないぞあたしは!!!
そんなあたしの思いを知ってか知らずか、真木はあたしの耳元に口を寄せて
「デートしまショ♪」
ちょっと悪戯っぽくそう言った。