生意気なKiss






「どうだったんだ?こないだの二者面談は」




日曜日の朝。



納豆ごはんをかきこんでいると、正面に座る親父が新聞の合間からそう聞いてきた。





「あーうん。まぁ、普通」



「お前の進路に口出しはしない。
ただ、自分が決めた道には責任持てよ」



「…わかってるよ」





あたしは箸を置いてコップに残っていたお茶をグイッと飲み干すと





「いってきます!」





今日は実は




真木とで、デート、だったりする。






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