ルームシェア ─個性豊かな男達に求められて─
「やっと着いたね!…映画、映画…!」
ルンルン気分で映画館の中に私と玲好君は、はいる。
「えっと、映画の題名が……。『日常部の日常』だって。ラブコメらしいけど、ラブ3。コメ7、の高校生が主役の映画だって!」
映画館の中に、はいって玲好君は友達から貸してもらったパンフレットを見ながら、私達が観る映画の説明をしてくれた。
「ほぼ、コメディーだね、その映画…。でも、面白そう!」
「そうだね!じゃあ、ポップコーン買お!優花さん!」
「うん!」
私と玲好君は、ポップコーン(塩味とキャラメル味)を、買って映画を放送する所に行こうとした時に…。
「あれー?玲好と…心乃さんじゃん…!?」
名前を呼ばれた私と玲好君は、後ろを振り返る。そこには、クラスメートの男子3人(玲好君と仲の良い男子)がいた。
「あ……、ヤバ…………」
玲好君が、ボソッと呟く。私は、クラスメートの男子3人に、ペコッとお辞儀する。
「えー?何なにー?2人って付き合ってる系ですかー?」
えっと、確か…中野君。野球部部員。
「ヒュー、ヒュー!!映画デートって、ロマンチックー!」
…………。畑中君、だったような…。サッカー部部員。
「玲好、良かったなー!!やっと、ずっと好きだった心…、ガハッ………」
帰宅部の笠気君。…確か、習い事でボクシングを習っていたような。
……………。って………?!
「……………、ねぇ。ちょっと、黙ってよ……。君達、俺が怒らないとでも思ったのかな?!」
玲好君は、無表情で、笠気君が話してる途中、グーで笠気君の鳩尾を殴った。
笠気君は、膝から崩れ落ちていった。
「…………え?!ちょっ、玲好君?!」
「………あ…。ご、ごめん!祐希、大丈夫?!」
「…おま、…お前が…殴ったんだろ……」
「だ、だって……、祐希が余計な事を言おうと…!!」
玲好君が、顔を真っ赤にして笠気君に怒鳴った。
「ごめん、ごめん。だけど、付き合ってんだろ?お前と心乃さん」
「いや、付き合って無いんだって!」
「「「………………え?!マジで?!」」」
「は、はい……」
「マジかよー!玲好、早くしろよー!お前、男だろー!?」
「そ、そんな無茶な……」
「早くしねぇと、心乃さん、モテるから誰かに取られんぞー」
「………へ?!も、モテませんよ!!」
「いやいや、心乃さんモテるよー。俺の周りに、結構心乃さんの事が好きな友達いるしー」
「え?誰?早く教えて!祐希!早く!誰?どこのクラス?!俺より、格好いい?!」
玲好君は、笠気君の肩をガッチリ掴んで激しく揺すぶった。
「ちょっ、まず…はな、せ、バカ!!………はぁ、……。あのなー、よく考えろよ。心乃さんが顔で選ぶわけねぇだろ!アホ!格好いいとか、格好悪いは気にしない!お前は、充分イケメンだ!」
「……いや、最後、顔の事言ったよね……」
「アイツ、やっぱりアホだな………」
「おい!そこ!玲好をアホ呼ばわりするな!」
「いや!お前に、アホって言ったんだよ!アホ!」
………あ、あれ?……なんか、段々ケンカ……。
「優花さん、3人ほっといてもう、中はいろ?」
「………いいの…?」
「大丈夫、大丈夫」
「…そっか。うん!はいろ!」
私と、玲好君は、ケンカしてる3人に構わないで、中にはいった。
『日常部の日常』………。楽しみだな!
ルンルン気分で映画館の中に私と玲好君は、はいる。
「えっと、映画の題名が……。『日常部の日常』だって。ラブコメらしいけど、ラブ3。コメ7、の高校生が主役の映画だって!」
映画館の中に、はいって玲好君は友達から貸してもらったパンフレットを見ながら、私達が観る映画の説明をしてくれた。
「ほぼ、コメディーだね、その映画…。でも、面白そう!」
「そうだね!じゃあ、ポップコーン買お!優花さん!」
「うん!」
私と玲好君は、ポップコーン(塩味とキャラメル味)を、買って映画を放送する所に行こうとした時に…。
「あれー?玲好と…心乃さんじゃん…!?」
名前を呼ばれた私と玲好君は、後ろを振り返る。そこには、クラスメートの男子3人(玲好君と仲の良い男子)がいた。
「あ……、ヤバ…………」
玲好君が、ボソッと呟く。私は、クラスメートの男子3人に、ペコッとお辞儀する。
「えー?何なにー?2人って付き合ってる系ですかー?」
えっと、確か…中野君。野球部部員。
「ヒュー、ヒュー!!映画デートって、ロマンチックー!」
…………。畑中君、だったような…。サッカー部部員。
「玲好、良かったなー!!やっと、ずっと好きだった心…、ガハッ………」
帰宅部の笠気君。…確か、習い事でボクシングを習っていたような。
……………。って………?!
「……………、ねぇ。ちょっと、黙ってよ……。君達、俺が怒らないとでも思ったのかな?!」
玲好君は、無表情で、笠気君が話してる途中、グーで笠気君の鳩尾を殴った。
笠気君は、膝から崩れ落ちていった。
「…………え?!ちょっ、玲好君?!」
「………あ…。ご、ごめん!祐希、大丈夫?!」
「…おま、…お前が…殴ったんだろ……」
「だ、だって……、祐希が余計な事を言おうと…!!」
玲好君が、顔を真っ赤にして笠気君に怒鳴った。
「ごめん、ごめん。だけど、付き合ってんだろ?お前と心乃さん」
「いや、付き合って無いんだって!」
「「「………………え?!マジで?!」」」
「は、はい……」
「マジかよー!玲好、早くしろよー!お前、男だろー!?」
「そ、そんな無茶な……」
「早くしねぇと、心乃さん、モテるから誰かに取られんぞー」
「………へ?!も、モテませんよ!!」
「いやいや、心乃さんモテるよー。俺の周りに、結構心乃さんの事が好きな友達いるしー」
「え?誰?早く教えて!祐希!早く!誰?どこのクラス?!俺より、格好いい?!」
玲好君は、笠気君の肩をガッチリ掴んで激しく揺すぶった。
「ちょっ、まず…はな、せ、バカ!!………はぁ、……。あのなー、よく考えろよ。心乃さんが顔で選ぶわけねぇだろ!アホ!格好いいとか、格好悪いは気にしない!お前は、充分イケメンだ!」
「……いや、最後、顔の事言ったよね……」
「アイツ、やっぱりアホだな………」
「おい!そこ!玲好をアホ呼ばわりするな!」
「いや!お前に、アホって言ったんだよ!アホ!」
………あ、あれ?……なんか、段々ケンカ……。
「優花さん、3人ほっといてもう、中はいろ?」
「………いいの…?」
「大丈夫、大丈夫」
「…そっか。うん!はいろ!」
私と、玲好君は、ケンカしてる3人に構わないで、中にはいった。
『日常部の日常』………。楽しみだな!