悪魔と天使
マルコが見ていた景色がガラスのように粉々に砕け、目の前が敵だらけになった。


「グラン爺!!今だ!!」


敵が飛び掛かる前にグランの拳が地面を叩く。


「アースクエイク!!」


地面が揺れ、敵がバランスを崩す。


「ヒャハ!あんた、マルコだろ?」


マルコのすぐ横にマリクが立つ。


「マリク?なんだ、そのでっかい鎌は?……って話てる場合じゃないか」


「ヒャハ!話は終わったあとだぜ!」


二人は敵に向かって突進する。


「俺も本気を出すぜ!」


「私もですー!反撃ですー!」


「援護しようかのふぉっふぉ」


「キャハハ、援護援護ー」


四精霊も敵に突っ込んだ。
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