水面(みなも)の月


周りからは、きっと変な物を見るような目で見られていることだろう。


そんな事は構っていられない。
何時の間に、こんな不可欠な存在になっていたのだろう。


溢した涙が乾く間もなく、次々と落ちて来る涙。

何時しか、溢れた雫は小さな水溜まりになっていた。



もう、月は映らない…



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