【完】愛し君へ、愛の口づけを
もっと莉央におびえてほしい。
涙を流してほしい。
嫌がる莉央を見たい。
「・・・莉央。好きだよ」
身動きが取れない莉央の頭をそっと撫でた。
莉央の体がぶるっと震える。
「・・・お兄ちゃん」
一筋の涙がつーっと流れた。
俺の気持ちはその時、頂点まで達した。
「気持ちよくしてやる」
俺は莉央に覆いかぶさり、
制服のボタンをゆっくりとはずし始めた。
「やめて・・・やめて!」
首を横に振る莉央。
でも、俺はその手を止めなかった。
そして、
カッターシャツのボタンをはずし終え
可愛らしいブラが顔を出した。
俺は
莉央にもう一度キスをして
そのまま首筋にもキスをした。
「んっ・・・んんっ」
胸を優しく揉みながら
もう一方の手でスカートの中に手を入れる。