【完】愛し君へ、愛の口づけを
「ふーん。何歳?」


「16歳です!」


「・・・年下か」


「あっ!!お兄ちゃんですか!?私・・・実はお兄ちゃんほしかったんです」



すごく嬉しそうな顔ではにかむ女。


俺は
こいつを壊してやりたくなった。


無性に。




「お兄ちゃんって呼んでいいですか?」


「好きにしろ」


「はいっ!好きにします!」



最初来た時の不安そうな表情は消えていた。




今日からこいつは俺の妹。


そして、

新しいおもちゃ。
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