Secret Fetishism【SS集】
「さっき自主練してたでしょ?熱心ね」

「サッカー、好きなんで」

浅黒く日焼けした肌に、白い歯が浮かぶ。
その笑顔は太陽によく似ていて、爽やかな風が吹いた気がした。


「暑……」

部屋に戻る途中、彼がTシャツの裾を捲った。

チラリと覗く腹筋。
綺麗に割れたそこは、心なしか汗ばんでいる。


不意に、胸が大きく高鳴った。


ただの後輩だと思っていた。

それなのに…

『キミヲ食ベチャイタイ』

Tシャツから覗く彼の内(ナカ)に、どうしようもなく欲情した――。



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