Secret Fetishism【SS集】
「ごめんね、書類……」
散々泣いていた彼女を更に啼かせた俺に、申し訳なさそうな声が届く。
「あぁ、イイよ。あれ、ボツになった企画のだから、別に元々いらないし」
しれっと吐いた俺に、彼女は一瞬だけ目を見開いて顔を真っ赤にした。
「もう、やだっ……!何でそんなに意地悪なの!?」
フルフルと体を震わせる彼女の瞳には、また涙が浮かんでいる。
それを見て楽しげに笑う俺に、彼女は益々真っ赤になった。
好きだからこそ、虐めたくなる男心。
イジワルは君にだけ――。
END.
散々泣いていた彼女を更に啼かせた俺に、申し訳なさそうな声が届く。
「あぁ、イイよ。あれ、ボツになった企画のだから、別に元々いらないし」
しれっと吐いた俺に、彼女は一瞬だけ目を見開いて顔を真っ赤にした。
「もう、やだっ……!何でそんなに意地悪なの!?」
フルフルと体を震わせる彼女の瞳には、また涙が浮かんでいる。
それを見て楽しげに笑う俺に、彼女は益々真っ赤になった。
好きだからこそ、虐めたくなる男心。
イジワルは君にだけ――。
END.