ハートフル・アーツ
放課後
保健室に行くとクリスの姿はなかった
昼休みギリギリに目を覚まし教室に行ったはず、とのことだった
「クリス…」
ジニーが廊下で呟いた
「しかし、午後の授業は受けてないのだから…どこに?」
なずなが言う
「幸大…クリスはいじめられてたの?」
ジニーが言う
「…。」
「幸大、何か知ってるのか?」
なずなが言う
「知ってるなら教えて!
何でもするから!」
ジニーが言う
「さぁ?
俺もそんなにボクシングに詳しいわけじゃないからな…
正直、イジメでできた怪我なのか部活で仕方なくできた怪我なのかは区別できない。」
幸大が言う
「何か証拠があったら…教師に言いつけるのに…」
ジニーが言う
「確固たるものはないか…」
なずなが言う
「まぁ、クリスも部活見学してただけなのにリングに上がったんじゃないか?」
「え?
クリスは見学じゃなくて部員だよ?」
ジニーが言う
「そうなのか?
俺が水泳部に見学に行ったのと同じだと思ってた。」
「幸大…何をおかしなことを?」
なずなが言う
「ま、とにかくクリスなら平気だろ?
俺は教室からクリスの荷物持ってくるから二人はクリスを探しといてくれ。
見つかったら連絡頼む。」
幸大が立ち去る
保健室に行くとクリスの姿はなかった
昼休みギリギリに目を覚まし教室に行ったはず、とのことだった
「クリス…」
ジニーが廊下で呟いた
「しかし、午後の授業は受けてないのだから…どこに?」
なずなが言う
「幸大…クリスはいじめられてたの?」
ジニーが言う
「…。」
「幸大、何か知ってるのか?」
なずなが言う
「知ってるなら教えて!
何でもするから!」
ジニーが言う
「さぁ?
俺もそんなにボクシングに詳しいわけじゃないからな…
正直、イジメでできた怪我なのか部活で仕方なくできた怪我なのかは区別できない。」
幸大が言う
「何か証拠があったら…教師に言いつけるのに…」
ジニーが言う
「確固たるものはないか…」
なずなが言う
「まぁ、クリスも部活見学してただけなのにリングに上がったんじゃないか?」
「え?
クリスは見学じゃなくて部員だよ?」
ジニーが言う
「そうなのか?
俺が水泳部に見学に行ったのと同じだと思ってた。」
「幸大…何をおかしなことを?」
なずなが言う
「ま、とにかくクリスなら平気だろ?
俺は教室からクリスの荷物持ってくるから二人はクリスを探しといてくれ。
見つかったら連絡頼む。」
幸大が立ち去る