ハートフル・アーツ
「あら…なずなさんは幸ちゃんにお姫様だっこされたことなかったんですか?
お先に失礼しました。」
ツバメが挑発する
「ほぉ…
ツバメ殿には舞姫流の礼に武神流を教えてしんぜようか?
体に、だがな。」
なずなが言う
「二人とも落ち着けって。
ツバメもいつまでも濡れたままじゃ風邪をひくぞ?」
幸大が横になったまま言う
「あんたも、でしょ?」
すみれがタオルを顔にかける
「縁起の悪い置き方するな…」
幸大が顔に白いタオルをかけられたまま言う
「私のタオルを貸してあげただけでもありがたく思いなさい。」
すみれが言う
「くんくん…
うん。
すみれの匂いがする。」
「え?
あ、さっき一回だけ拭いて…」
すみれが固まる
「確かに汗の匂いもする。」
「な!?
やめなさい!」
バキッ!!
タオルの上から幸大の鼻が殴られた
お先に失礼しました。」
ツバメが挑発する
「ほぉ…
ツバメ殿には舞姫流の礼に武神流を教えてしんぜようか?
体に、だがな。」
なずなが言う
「二人とも落ち着けって。
ツバメもいつまでも濡れたままじゃ風邪をひくぞ?」
幸大が横になったまま言う
「あんたも、でしょ?」
すみれがタオルを顔にかける
「縁起の悪い置き方するな…」
幸大が顔に白いタオルをかけられたまま言う
「私のタオルを貸してあげただけでもありがたく思いなさい。」
すみれが言う
「くんくん…
うん。
すみれの匂いがする。」
「え?
あ、さっき一回だけ拭いて…」
すみれが固まる
「確かに汗の匂いもする。」
「な!?
やめなさい!」
バキッ!!
タオルの上から幸大の鼻が殴られた