ハートフル・アーツ
夕食時
「あずさ、お前は武術に興味あるか?」
シンジが言う
「はい!
そういう映画も好きですし、それに師匠と小鷹さんの試合、スゴかったです!」
あずさが目を輝かせる
「幸大君、弟子を取る気はあるかい?」
シンジが言う
「え?」
「あずさを弟子としてもらってくれないか?」
「そんな!?
師匠は私のこと、用済みですか!?」
「勘違いするな。
俺は武術などやったことない。
あずさに教えられるのは体の…筋肉の鍛え方だけだった。
俺は教えられることはすべて教えた。
あとはお前が継続するだけだ。
用済みなのはむしろ、俺の方だ。」
シンジが言う
「でも…」
「べつに弟子をやめろとは言ってない。
幸大君も武神流、技の拳聖、心の拳聖と3人の師匠がいる。
あずさの二人目の師匠として、彼では不服か?」
シンジが言う
「…。」
「あずさは中卒だし、就職もせずに俺に付きっきりだ。
幸大君、あずさを外の世界に連れ出してほしい。」
「本人の意志もさることながら…俺も師匠を名乗れる立場じゃないからなぁ…
まぁ…あずさが武術に興味あるなら武神流に遊びに来るくらいなら俺の許可で十分だとは思うけどさ。」
「あずさ、お前は武術に興味あるか?」
シンジが言う
「はい!
そういう映画も好きですし、それに師匠と小鷹さんの試合、スゴかったです!」
あずさが目を輝かせる
「幸大君、弟子を取る気はあるかい?」
シンジが言う
「え?」
「あずさを弟子としてもらってくれないか?」
「そんな!?
師匠は私のこと、用済みですか!?」
「勘違いするな。
俺は武術などやったことない。
あずさに教えられるのは体の…筋肉の鍛え方だけだった。
俺は教えられることはすべて教えた。
あとはお前が継続するだけだ。
用済みなのはむしろ、俺の方だ。」
シンジが言う
「でも…」
「べつに弟子をやめろとは言ってない。
幸大君も武神流、技の拳聖、心の拳聖と3人の師匠がいる。
あずさの二人目の師匠として、彼では不服か?」
シンジが言う
「…。」
「あずさは中卒だし、就職もせずに俺に付きっきりだ。
幸大君、あずさを外の世界に連れ出してほしい。」
「本人の意志もさることながら…俺も師匠を名乗れる立場じゃないからなぁ…
まぁ…あずさが武術に興味あるなら武神流に遊びに来るくらいなら俺の許可で十分だとは思うけどさ。」