ハートフル・アーツ
「本題に戻るが…幸大。

その、一緒に行かないか?」


なずなが照れながら上目遣いで幸大を見る


「小鷹の富士山級まで静まった山がエベレスト級に戻った!」

あかねが言う



「いい加減、ベッドから下りろ!」

幸大が言う


「あんたも、お姉様を見て変なこと想像したんでしょ!」

すみれが言う



「いや、これは…」


「そうなのか?」

なずなが言う

「いや…まぁ…そりゃあ、美女を見て反応しないわけがないし…」

幸大が言う



「…。

そうか。

私のせいでそうなったなら…この場を納める責任は私にもある。」


なずなが幸大に近づく

「なずな…」

「その、こういうことには疎いが頑張るから…」

なずなが幸大の顔に近づき口づけを…



「ストーップ!」

ジニーが割って入る


「なずなはそーゆーキャラじゃないでしょ!

幸大、キスなら私の方がなずなより上手だよ…」


ジニーが幸大にキスを…

「むぐっ!?」

ジニーの唇はツバメが抑えていた


「ねぇ、幸ちゃん。

去勢するのと、鍵をなくした貞操体着けるの、


どっちがいい?」


スゴく威圧的な笑顔を向けるツバメが言う



「どちらも嫌です。」






「いいから、さっさと本題に入りなさいよ!」


すみれが言う






< 494 / 510 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop