12時の鐘が鳴る頃に…
当然のように私の腰に手を添える。
ひえっ!目、目がグルグルする…な、なん!ど、どうしたら…!
実は男の人に耐性のない私。
生まれてこの方、異性と付き合ったことなんて一度もない。
故に、こ、こんな至近距離に男の人が居ることは初めて。
況してや、手を取られ腰に手を添えられるなんて…
ム、ムリ…!はい、ドーン!
ま、まさか、ダンスがこんな密着するものだったなんて…
いや、知っていましたよ?それくらい。
でも、いきなりはムリ!そんな免疫、私にはない。
恥ずかしいことながら。