三つ子の最強伝説
命「とってきたよー!」
大きな声で叫びながら、シルバーの普通車を運転している命がいた。
命が車を私たちの前に止めた。
命「乗って乗って!」
命に急かされながら、車に乗る。
車に乗ると、むわっと心地いい煙草のにおいがした。
命「しゅっぱーつ!」
と言いながら、車を発進させる。
雅「別に急がなくてもいいから、安全運転でたのむ」
命「わかったよ、今日はバイクにも乗れるし、我慢します」
信号はほとんど無視してるし、これのどこが安全運転なんだ、という疑問はあえて言わないでおこう。
景色が変わり、家が近いことがわかる。
命「あとちょっとで着くからね」
車の中は何もすることが無いから暇だな。
普段うるさい命は運転に集中してるから若干無口気味だし、雅はもう寝た。
こんなに暇だったら、今日あったこととかが無意識に頭に思い浮かぶ。