*甘きゅん注意報*
……っ。
いい匂い。


このタオル……。


悠真先輩の匂いがする。


くんくんっと匂いをかいで、タオルをギュッと握りしめる。


その前を、先輩が走り去っていく。


「俺が絶対、決めてやるから!!
ボールをまわせっ!!
諦めるなっ!!」


いつもとは違う、そんな力強い先輩の声に……。


信じられないくらい、ドキドキした。
< 102 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop