*甘きゅん注意報*
心の中でお願いしながら、ひーんと、顔を両手で覆っていると……。


「杏奈。
どした?」


ふわっと優しく手首をつかまれた。


その瞬間……。


「悠真――っ!!
もう我慢できないっ!!
なんでその子だけ、特別扱いするの――っ!?」


「そうよ、そうよ~!!」


「ズルイわよ~!!
ファンクラブにも入ってないのに!!」


「まだ1年でしょ!?
ただの子供じゃん!!」
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