*甘きゅん注意報*
それなのに、悠真先輩は……。


杏奈のあごをスッと持ち上げると、小さく言った。


「そんなに無防備だと、キスすんぞ」


「……えっ!?」


悠真先輩のセリフにびっくりして、目を開ける。


すると、すぐ目の前に……。


「……っ」


杏奈を見つめる、悠真先輩の綺麗な瞳があった。


その瞳に吸い込まれるように、勝手に口が動く。
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