*甘きゅん注意報*
すると、まっ赤になって顔を歪ませた悠真先輩は……。


「バーカ。
見んなっ!!」


と、急いで言って、杏奈のおでこに、自分のおでこをコツンと合わせた。


「そういえば。
この前、昼飯食べたとき。
おまえ、俺に聞いたよな?」


「え?」


「俺の好きなものは、なにかって」


「……っ」


「知りたいなら、教えてやるよ」
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