*甘きゅん注意報*
そして、杏奈の前にスッと屈むと、


「代わりに、コレ、やるから」


という低い声とともに、杏奈の手に袋を握らせた。


それは、赤いリボンのついたかわいいピンク色の紙袋。


……なに? コレ。


握らされた袋を無言で見下ろす杏奈。


と、そこに……。


「……っ!?」


ポンポンッと、杏奈の頭を撫でる手が降ってきた!
< 12 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop