*甘きゅん注意報*
バタバタ暴れる杏奈のおでこに片手をあて、片ひじを机についた実夏ちゃんが杏奈を睨む。


「……ったく。
10月にもなって。
ま・さ・か。
あの悠真先輩を知らない女が、青翔学院にいたとはね~」


「……っ」


「っていうか、あたしが毎日騒いでたでしょ?」


……って。


「知らないよぉ~」


“だって、杏奈、そんなことに、全然興味ないんだもん”

< 26 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop