*甘きゅん注意報*
悠真先輩は、杏奈の手の上に、「ほーら」なんて言いながらマフィンを置いた。


そのマフィンがめちゃくちゃ美味しそうで……。


放課後恒例のお菓子をまだ食べていなかった杏奈のおなかは、ぐぅ~っと鳴り……。


ついつい、はぐっと食べてしまった。


そして、“あっ! 先輩に、アレを返さなきゃっ!”


……と、気がついたときには……。


先輩の姿は消えていた。
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