*甘きゅん注意報*
だから……助けを求めるように、実夏ちゃんを見あげた。


すると実夏ちゃんは……。


「そうーいうことは。
先輩に聞きなっ」


そう言うと、杏奈の体をグイッと押した。


見ると……教室のドアのところに、悠真先輩が立っていた。


トコトコトコと先輩のもとへ向かう。


壁に寄りかかって腕組みをする先輩を見上げると……。


すぐに言葉が落とされた。
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