*甘きゅん注意報*
「さっきの続きなんて、言えなくしてやるから、覚悟しろ」


ものすごく挑戦的な……先輩の声だけ。


な、な、な、なんでぇ?


どうして、悠真先輩に……。


杏奈は、こんなことを言われているの?


それから、それから……。


どうして、こんな近くに……目を伏せた、超色っぽい悠真先輩の顔があるの?


「○;▼□:*っ!!」


声にならない悲鳴をあげながら、杏奈は初めて先輩とあった日のことを思い出した。


そう、あの日も……。


杏奈は、声にならない悲鳴をあげたから。
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