君たちを救うから。

「天使ぁ、お前昨日そーじサボったべ??」


最近出来たらしい彼女とお揃いの皮のブレスレットをつけた我がクラスの委員長様が目の前に立っていた。


「さぁ?知らない」


やっべ、掃除当番だったかも
てかガチな話……忘れてた。


「ちょっと可愛くて、モテて、面白くて、俺より背高いからって調子乗るなよ!!
俺の彼女の方が可愛いんだからなっ!!」


誰もあんたの彼女の話は聞いてないって。
確かに可愛いけどさ
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