狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

あたしが星哉のことを目で追うように、星哉もあたしを目で追ってくれているなんて。


って、あれ?嘘でしょ……!?


「そ、そ、そ、それって本当に!?本当にあたしのことを目で追ってくれてるの!?」


「ちょっ……――。そんな興奮しないでよ!!」


「お願い!その話、詳しく教えて!!」


隣に座る沙希にそう詰め寄った時、


「……――危ない!!」


そんな声と同時に目の前に迫ってくるボールに気が付いた。


< 342 / 410 >

この作品をシェア

pagetop