狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

「だけど、今後一切バイトは禁止。ついでに、幼なじみと一緒に飯食いに行くのもダメだからな」


「……え」


「ラーメン食いたいなら、俺が付き合ってやるよ。だから、これからは俺以外の男に気を許すな」


な、なんだろう。


今まで一切束縛という束縛をしてこなかった星哉が今になって急にそんなことを言い出すなんて。


「えっ、ちょっと待って?星哉って今まであたしが誰と一緒にいても、全然気にしてなかったよね?」


「は?なんだよ、それ」


「だって、前も『幼なじみに送ってもらえ』とか言ってたでしょ?」


星哉がバイトするラーメン屋さんに愁太と言った時、確かに星哉はそう言っていた。
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