狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】
「……――今から、それ以上のことするか?」
ニッと意地悪な笑みを浮かべた星哉に心臓はもう爆発寸前。
も、もうどうにでもなれ!!
だって、今日はクリスマスイヴだもん!!
そんなわけのわからない理由を持ち出して、あたしは小さく「うん……」と頷いた。
それを見て、星哉は意外そうだった。
「……――いくか?」
「どこへ……?」
「俺の家」
って、やっぱり今日は無理かも!?