狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】
第三章 キケンな不良集団
「うーーーっ。寒いっ!!」
厳しい寒さに、手を擦り合わせる。
こんな日に限って委員会が長引いてしまった。
まだ6時すぎだというのに、辺りはもう真っ暗。
つま先はもう感覚がないし、スカートから出ている膝のあたりは痛くてたまらない。
一刻も早く家に帰って、コタツに入ってゴロゴロしたい。
メニュー