愛 -エイエン-
「おじゃましま〜す。」

「今は誰もいないから♪先に2階上がって右の私の部屋に行ってて☆飲み物持ってくね♪」

行き場所を考えた結果、梨華が連れてきたのは自分の家だった。



「おまたせ♪お茶でよかった?」

「あっうん。ありがと☆」

陸斗が慣れない部屋でぎこちなく座っていると、お菓子とお茶を持って梨華が部屋に入ってきた。



「…そういえば、陸斗って瑛奈チャンと付き合ってるんだっけ?」

「…!?ッなっ何いきなり(笑)」

少しの間陸斗と梨華は雑談をしていると突然、梨華は聞いてきた。

「あっ照れてる(笑)瑛奈チャンとはうまくいってるんだぁ〜?」

「(苦笑)……。」

梨華の問い掛けに、陸斗は苦笑いをするしかなかった。
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