チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
「全然いーぜ。今度持ってくるな」


虎ちゃん、どこに持って行くつもり?


ウチの学校まで届けにくる?


それとも、弥生ちゃんの家まで行っちゃう?


まさか、いつの間にかふたりでデートの約束をしてたとか!?






一瞬のうちに、色んなことを考えていると。


「あたしっ……今度荻高に取りに行ってもいい?」


「やっ、弥生ちゃん!?キケンすぎるよ。今日のメンバーが勢ぞろいだよ!?ううん、もっとヒドいのがいるかも……」


あたしはすかさず弥生ちゃんを止めた。
< 102 / 479 >

この作品をシェア

pagetop