チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
「…そろそろ、帰るか」


お店を出たあと、虎ちゃんがポツリと呟いた。


映画を見て、ランチを食べて。


そのあと、どこかに買い物でも行くかな?って思っていたけど、そうじゃなかったみたい。


そうだよね。


さすがの虎ちゃんも、こんなにつまんないあたしに呆れたはず。


特にこれといった共通の話題もないし、帰るしかないよね…。






「嵐によろしくなぁー」


虎ちゃんはそう言うと、帰っていった。


はぁ…。


やっと…


終わった……。






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