チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
ウソ……あたしが寝坊!?


今まで寝坊したことなんて、ないのに。


見れば、目覚ましにしていたケータイの電源が切れてる。


半泣きで急いで支度をしようとした……ら。








あれっ!?


制服が、ない!!


「おかーさーーーーん!!あたしの制服どこ?」


1階に下りて、お母さんに訴える。


お母さんはあたしを見てギョッとしてる。


「乙葉!?さっき出ていったのに、まだいたの?」


「あたしずっと家にいたよ!今起きた……って、まさかっ」


あたしは急いで嵐の部屋へ走っていく。
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