眼鏡の裏にSな君
家に帰ると、唯からメールがきていた。

『唯だよ!
ねえ、先生からメールきたっ!嬉しい!見て見てー!』


ズキンッ…


先生が、唯にやっぱりメールしたんだ。

やだっ…やめて…


先生を好きなのは、私だけじゃないってわかってるのに…



『メールありがとな。
登録よろしく!これからお風呂~』



その先生の文字を見ただけで、悲しくなった。

唯のために、一人の女の子のために、先生がメールをうったと思うだけで。


それに、先生がお風呂に入るって知っているのは恐らく唯だけ___。
もう、悲しくて、寂しくてやだ。!





先生…好きだよぉ…。




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