眼鏡の裏にSな君
■□■□■
お昼を食べ終わり、友達と雑談をしながらごろついていると、唯(ゆい)がいきなり言った。
「ねえねえ、かりん、職員室来てくれない?」
「え、何で?」
「え?何でって、桜井んとこ行くんだけど?」
「えええっ、桜井先生のとこ!?なんでまた桜井先生のとこに!?」
「へ?言わなかったっけ?うちさー、何だかんだ言って桜井の事好きなんだよねー」
…へ?
今、唯桜井先生の事好きって?
嘘…私だけじゃなかったんだ。
やっぱり、先生からしたら、迷惑なのかもしれない。
色んな人に好き好き言われて、チヤホヤされて…
私の存在なんて、先生に想いを寄せるファンの中の一人…つまり、見てもらえない。
「あ…そうだったっけ?あはは、知らなかったー」
「えー?そう?まあ、見てもらえるようにアタックだよね!かりん、応援よろ!」
「えっ、ああ、もちろん!頑張ってね」
「ありがとうっ!じゃ、行こー」
やだ、やだやだやだやだやだやだやだ。
お願い。
先生のとこには、行かないで。
私を見てもらえるように頑張ってたのに。
唯は可愛いし、もしかしたら先生のお気に入りになるかもしれない。
それに、先生はフレンドリーだし、メアドも交換しちゃいそう。
それだけは、やだ。唯、やめて。先生に近づかないで。
お昼を食べ終わり、友達と雑談をしながらごろついていると、唯(ゆい)がいきなり言った。
「ねえねえ、かりん、職員室来てくれない?」
「え、何で?」
「え?何でって、桜井んとこ行くんだけど?」
「えええっ、桜井先生のとこ!?なんでまた桜井先生のとこに!?」
「へ?言わなかったっけ?うちさー、何だかんだ言って桜井の事好きなんだよねー」
…へ?
今、唯桜井先生の事好きって?
嘘…私だけじゃなかったんだ。
やっぱり、先生からしたら、迷惑なのかもしれない。
色んな人に好き好き言われて、チヤホヤされて…
私の存在なんて、先生に想いを寄せるファンの中の一人…つまり、見てもらえない。
「あ…そうだったっけ?あはは、知らなかったー」
「えー?そう?まあ、見てもらえるようにアタックだよね!かりん、応援よろ!」
「えっ、ああ、もちろん!頑張ってね」
「ありがとうっ!じゃ、行こー」
やだ、やだやだやだやだやだやだやだ。
お願い。
先生のとこには、行かないで。
私を見てもらえるように頑張ってたのに。
唯は可愛いし、もしかしたら先生のお気に入りになるかもしれない。
それに、先生はフレンドリーだし、メアドも交換しちゃいそう。
それだけは、やだ。唯、やめて。先生に近づかないで。