【続】ハピバ
あぁ~ぁ…


床に落ちた100円を拾おうと手を伸ばしたけど、100円に触れる手前であたしの手は思いっきり踏まれた


ーーーいたっ


痛みに顔を歪ませながら、顔を上げると、そこにはこの間ぶつかってきた2年の先輩があたしを見下ろしていた


『あらっごめんなさい』


そう微笑みながらも、足を更に深く踏みつける



あたしの手の甲は真っ赤に腫れていた……
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