【続】ハピバ


『そりゃ難問だわ~。こっちだって知りたいっつーの』



『本人しか分かんないんじゃない?』


ねーっと顔を見合わせる二人にあたしは聞いたことを後悔した


…相談する相手間違ったっぽい

目の前の絹子と詩織は明らかにあたしを馬鹿にした目で見てるもん!


『もぉーいいよーだっ!!』

イーっと歯をむき出して、あたしはプイっと横を向いた


『ちょっサチごめんってぇ~そんな怒んないでよ~』


『……安心しなって。なんだかんだ山本先輩はあんたのこと好きだよ』


絹子とは思えない台詞に驚いて顔を向けると、絹子は無表情のまま話し出した


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