【続】ハピバ
ブレザーに袖を通し、部屋を出ようとした時、ふと目に入ったペンダント

それは先輩から誕生日に貰った初めてのプレゼント

それを横目に見て、あたしはドアを閉めた






マフラーに顔をうずめながら靴箱に入った時


『誰にあげんの~?』

『えぇ~山本に決まってんじゃん』


その声に思わず靴を落としそうになった


それでもあたしには関係ないと言い聞かせて、女の子を確認せずに歩き出した
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