【続】ハピバ
【先輩side】


笛の音で得点を見ると、前半負けてたのが嘘のような差が開いていた

良かった……勝ったか


汗を体操着で拭いながら、サチの方を見ると、自然と笑みがこぼれる


体育でこんなに汗をかいたのは、そーとー久し振りだった


『純也!お前すっげぇーバスケうめぇーぢゃん決勝も余裕勝ちだな』

『おいおい相手チームバスケ部のキャプテンがいるんだぜ?』

『俺とお前がいれば大丈夫っしょ』

ニカッと笑いながら言う仁

まぁ負ける気なんて俺もないけどな


そんなとき、叫び声が後ろから聞こえた
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