※公開終了間近! イロモノなアタシ
「敬介ぇー、今日はどこへ連れて行ってくださるの? 」
米山さんは、姫ギャルみたいな衣装を着て、鳴瀬さんの腕にしがみつく。
「どこでもいいよー」
対する鳴瀬さんは、やる気の無い彼氏で頭はボサボサ、服だってヨレヨレだ。
「どこでもいいって、あなた王子でしょ、馬に乗るとか! 舞踏会に誘うとか出来ないワケ? 」
「うん、だって俺コンビニのバイトだし」
「王子様なの! それで私は姫! ほら見て御覧なさい、民衆が私を見て微笑んでいるわ、まるでイギリスの王室みたいに尊敬されてるのよ」
「多分、皆、おかしくて笑ってるんだと思う」
ドッとスタジオから笑いが起こる。
「お前ら! 笑うな! 姫と王子だぞコラっ!」
「ヨネ、怒らない。ほらシワが出てる。もうすぐ30なんだから、ムリしない方がいいよ」
「もうすぐ30って何よ! 賞味期限みたいに」
「でも、すでに期限切れだね、ほら、こんなにふくらんでるもん」
そう言って彼女の顔をつかんだ時に、わざと鳴瀬さんの胸の中めがけてコケる。
あからさまだろ、それって。
米山さんは、姫ギャルみたいな衣装を着て、鳴瀬さんの腕にしがみつく。
「どこでもいいよー」
対する鳴瀬さんは、やる気の無い彼氏で頭はボサボサ、服だってヨレヨレだ。
「どこでもいいって、あなた王子でしょ、馬に乗るとか! 舞踏会に誘うとか出来ないワケ? 」
「うん、だって俺コンビニのバイトだし」
「王子様なの! それで私は姫! ほら見て御覧なさい、民衆が私を見て微笑んでいるわ、まるでイギリスの王室みたいに尊敬されてるのよ」
「多分、皆、おかしくて笑ってるんだと思う」
ドッとスタジオから笑いが起こる。
「お前ら! 笑うな! 姫と王子だぞコラっ!」
「ヨネ、怒らない。ほらシワが出てる。もうすぐ30なんだから、ムリしない方がいいよ」
「もうすぐ30って何よ! 賞味期限みたいに」
「でも、すでに期限切れだね、ほら、こんなにふくらんでるもん」
そう言って彼女の顔をつかんだ時に、わざと鳴瀬さんの胸の中めがけてコケる。
あからさまだろ、それって。