※公開終了間近! イロモノなアタシ
「ヨネ、大丈夫? 」
「へーキヘーキ、ごっめーん重くてぇー」
しーんと静まり返ったスタジオが、一瞬で笑いに満たされた。
いきなり女芸人ならではの技を見せつけられ、かなり引く。
本気モードだよ、この人は。
それからもコントにかこつけて、米山は鳴瀬さんにアタックしまくる。
これじゃ、まるで恋敵そのもの。
休憩時間になり、差し入れのケーキを食べながら綾女を皆がほめそやしているスキに、鳴瀬さんに話しかける。
「すみません、いきなり押しかけて」
「大丈夫だよ、会いたいって思ってたから。それよりごめんね、収録が長引いてて店にも顔出せなくてさ」
「いいんです、忙しいのに無理しておいでにならなくても」
店子だから、もうそんなに優しくしないで下さいという意味も込めて伝えたのに、なんで笑うのかな。
「なに話し込んどるん? 鳴瀬」
不意に声を掛けられて、振り返る。
「へーキヘーキ、ごっめーん重くてぇー」
しーんと静まり返ったスタジオが、一瞬で笑いに満たされた。
いきなり女芸人ならではの技を見せつけられ、かなり引く。
本気モードだよ、この人は。
それからもコントにかこつけて、米山は鳴瀬さんにアタックしまくる。
これじゃ、まるで恋敵そのもの。
休憩時間になり、差し入れのケーキを食べながら綾女を皆がほめそやしているスキに、鳴瀬さんに話しかける。
「すみません、いきなり押しかけて」
「大丈夫だよ、会いたいって思ってたから。それよりごめんね、収録が長引いてて店にも顔出せなくてさ」
「いいんです、忙しいのに無理しておいでにならなくても」
店子だから、もうそんなに優しくしないで下さいという意味も込めて伝えたのに、なんで笑うのかな。
「なに話し込んどるん? 鳴瀬」
不意に声を掛けられて、振り返る。