※公開終了間近! イロモノなアタシ
「ミミちゃん、ありがとう」
「何で? シホちゃんにも迷惑掛けたのに」
「やっぱり、就職活動をするよ。この世界は難しいから」
ただ面白くてもダメ、上に立つならママのようにベストな決断をすぐに下せるほど経験を積んでないと。
翌週の月曜から、あのリクルートスーツを着て、大学の求人票をまんべんなく当たる。
何十社ダメだって、何百社ダメだって、あたしを雇ってくれるオンリーワンを見つければいい。そんなあたしの様子を見た綾女は
「パパにーお願いしようかー? 志穂ちゃんならー絶対いい所にー入れるよー」
「ありがとう、でも自力で頑張るよ。自分の仕事は自分で探すから」
「志穂ちゃん、かっこいー」
コネなんか使わない、そんな手を使って就職する位ならニートになった方がまだマシだ。
仕事に就いたって、周りからは冷ややかな目で見られるし、実力を買われてないって意味になるから。
そんな中、鳴瀬さんや米山からメールが届く。
『芸人仲間で飲み会をやるから、二次会でシャングリラを使いたい』
と。
お店のお客様として来てくれる分には嬉しいし、久しぶりに鳴瀬さんに会って話をしたいから、OKを出した。
が、それはとんでもない事態を招く……。
「何で? シホちゃんにも迷惑掛けたのに」
「やっぱり、就職活動をするよ。この世界は難しいから」
ただ面白くてもダメ、上に立つならママのようにベストな決断をすぐに下せるほど経験を積んでないと。
翌週の月曜から、あのリクルートスーツを着て、大学の求人票をまんべんなく当たる。
何十社ダメだって、何百社ダメだって、あたしを雇ってくれるオンリーワンを見つければいい。そんなあたしの様子を見た綾女は
「パパにーお願いしようかー? 志穂ちゃんならー絶対いい所にー入れるよー」
「ありがとう、でも自力で頑張るよ。自分の仕事は自分で探すから」
「志穂ちゃん、かっこいー」
コネなんか使わない、そんな手を使って就職する位ならニートになった方がまだマシだ。
仕事に就いたって、周りからは冷ややかな目で見られるし、実力を買われてないって意味になるから。
そんな中、鳴瀬さんや米山からメールが届く。
『芸人仲間で飲み会をやるから、二次会でシャングリラを使いたい』
と。
お店のお客様として来てくれる分には嬉しいし、久しぶりに鳴瀬さんに会って話をしたいから、OKを出した。
が、それはとんでもない事態を招く……。